ブロークバック・マウンテン

ようやく見た!! 泣いた!!

すばらしい映画でした。わざとらしく「助けてくださーい!」とか叫んだりするあざとい演出なんて全然無し。それでも丁寧で繊細な表現の連続に、絶え間なく涙が出てくるのです。先走りのようにヌルヌルと染みまくりの涙でした(台無し表現)。


この映画、現時点で入ってきた感想群を考えるに、ある程度の年代は感動大。若い人はそれほどピンとこない。また、ゲイ事情に対して思いいれがある人間ほど評価が高い、という傾向があるようです。

確かに時代設定からして、「禁じられた恋」つう要素が大きいので、思春期にその感覚をどれだけ味わったかで、切なさの旨みが違っちゃうのは想像がつきます。それと 「時間の経過」も重要な要素なので、そういう意味でも、「遠くしみじみと思い出す過去」がある世代のほうがよりハマる、ということになるんでしょうね。

近年日本のゲイ業界でも「(主に反動から生まれるゲイとしての強い自意識が育ちにくい以上は)今後はもうゆるく広く分散したコミュニティやカルチャーしかありえないのかも」なんて話がそこかしこで出てるわけですが、この映画はまさしくそのゲイ意識の試金石とも言えるかもしれません。

この映画が作られたことや、映画界でほぼ最高の評価を得たことは、オカマNIKITA世代以上には純粋にすばらしいプレゼントでしょう。
そして自分にとっては、この出来事が今この時期にあったというのは、想いを伝えよう残そうとするパワーがなければそれは簡単に消えてしまうということを、改めて思い知るいい機会にもなりました。アン・リー監督大尊敬。ハルクのことは忘れるわ!


それにしてもヒース・レジャーはおいしいなぁ。恋愛における彼の側ってモテるよね。でも自分的にはジェイクのほうが全然気持ち分かる。『ブエノスアイレス』の時も、レスリー・チャンのほうに感情移入したし。まあ、だからこそヒースのような人はファンタジーとしても愛されやすいと。本当にいちいちかわいかったです。そしてアン・ハサウェイにもウケました。

2/12 大阪マニア集会やるぜ!

2006年2月12日(日)16:00~
ゲイというライフスタイルから社会を考える
講師:斎藤靖紀氏 (月刊『バディ』ライター&エディター)

入場無料
会場:ドーンセンター(大阪府立女性総合センター)

詳細HP
http://www5e.biglobe.ne.jp/~gfront/activity/next_event.html



講師なんて初体験。そもそも世間の講義とかほとんど聞きに行ってないので基本の流れとかすら知りません。
でも、うれしい! 堂々と人様に上から目線でものを言える(普段通り)!

ちなみにまだ全く台本も資料もできてないステキ状態です。だって今バディ本誌入稿中だもん。一人で編集部だもん。怖いから、仕方なく鼻フックaikoを大音量でかけてるもん。絶えずゥ絶えずゥ絶えずゥ~。

こんなんですけど、当日は頑張って、基本マジメに、ゲイというライフスタイルから社会を考えてみます(そのまんま)。 はなから期待されてないと思うので安心だけど、学術的知識とかを解説するようなことはほとんど無いですから、そういう勉強好きっ子には満足できないゾ。むしろアナタのほうがよく知ってると思うから…。生々しく感情的にゲイについて語ってみます。それが俺の講義スタイルじゃ!(開き直り)

とりあえず、チャリエンのル~シ~・リュ~の講義シーン+『女王の教室』のテイで。って女装じゃねえっつの。
大阪周辺の方はぜひともいらしてくださいね。 火炎ビンは持ち込み不可です。

img20060203.jpg
※写真はイメージです。

少年らしさは傷口だけど僕のナイフ

80765799_56.jpg中谷美紀、結婚条件は「便座下げる人」

 女優中谷美紀(30)が結婚相手に求める条件は「使用後に便座をきちんと下げる」だった。中谷は28日、都内の書店で行った初エッセー集「ないものねだり」(マガジンハウス)の発売記念トークショーに出席。同著で「裏側の汚れた便座を女性が触らずに済むように戻してくれるとうれしい」とつづっている。結婚しない理由の大きな位置を男性の“便座問題”が占めているという。この日も「便座を下げていただければ、どなたでもいい」と笑わせた。(日刊スポーツ)




ブルたん、中谷美紀が大好きです。
サセコとのボケ女装シリーズで、「やだーナカタに似てるー、ナカタ…ニミキ?」というネタもやり続けてます(どうでもいい)。
そんな中谷さんは、女性タレントの中ではかなりビアンな噂がダダ漏れぎみ。でもそれに対して本人は、あえてカヒミ・カリイとベッドシーンをプロデュースしてみたり、連ドラ『恋するトップレディ』では共演の山口紗弥加とイチャイチャシーンをたっぷり表現してみたり、映画『力道山』の記者会見では「私のほうが奥さんが欲しいくらい」と言ってみたり、常にオラオラノリです。逞しい…。
やっぱり、「そっくりな人が二丁目にいるらしい」とか言っちゃう内面女の隠れゲイタレントに比べると、男っぷりが良いというか、「俺は言っても全然平気なんだぜー」とあのカン高い声で言ってるかんじがしますね。

今回のコメントも、すごくいいです。
実は、テラ出版の別フロアに昔『アニース』(女子向け雑誌)があった時に、トイレの中に「使用後には便座を下げて!」と貼り紙がしてあったのを、すごく印象的に覚えていました。
男仕様の状態であり、もしも女子だけの生活であれば永遠に見ることのない「上がり便座」というのは、ビアンからはより象徴的なビジュアルなのでしょうねぇ。

最新主演映画のほうも『嫌われ松子の一生』だし。
これ聞く度に、マツコ・デラックスバージョンの話のほうがおもしろいんじゃないかとは思いますが。タイトル同じで。(まだ生きてる)


とまあネタのほうも尽きない中谷さんですが、歌のほうも大ファンなんです。
もちろん『お誂え向きのDestiny』by KEY WEST CLUBじゃなくて、坂本教授タンにプロデュースしてもらってからね。(実はKEY WESTも好きだが)


君の誇りを汚すものから
君を守っていたい
野蛮な街に心が
負けてしまわないように

偽りだらけのこの世界で
愛をまだ信じてる
少年らしさは傷口だけど君のKNIFE
(『Mind Circus』)


音も、ポップな仕事の時の坂本龍一という聴き良いかんじで、中谷さんのやや金属的な高音にはピッタリです。そして何より詞が素晴らしいの。『Mind Circus』とか『天国より野蛮』とか売野雅勇氏とのシリーズが最高です。
基本的に恋愛系ではなく、「絶望的な世界の中に賭ける望み」みたいなものがテーマになってることが多い。宮崎駿哲学にもつながる、ブルたんの好物魂なんです。
しんどい時はよく、キレイで強い鬼レズ姉貴にこの歌を歌って励ましてもらってますよ(再生ボタンで)。ありがとう美紀ネエ!


君を土足で辱める
悪夢から君を救いたい
天国よりも野蛮なのに
時々世界は美しくて

笑った君を抱きしめると
気が触れそうな気持ちになる
天国よりも野蛮なのに
空の青さに泣きたくなる
(『天国より野蛮~WILDER THAN HEAVEN』)
livedoor プロフィール
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ