WOWOWの視聴料をこれ以上ムダにしたくない、というただセコい理由で、最近映画をたくさん観るようにしてます。いやー映画って本当にいいもんですね(オカマじいさん憑依)。つうかWOWOWの何倍にもなるエグザス月会費をドブに捨ててるほうが、もったいないんだろうけど。でもなー、エグザスはソファに座ってモノ食いながらじゃムリだからなー。映画観るほうがラクだわー(一生汚い体)。

で、最近観たものいろいろ。

『テキサス・チェーンソー』
アメリカの殺人鬼モノにしては珍しく、笑えない作り。エグくて気分悪くなりかけました。キチガイ家族ってネタは好きなんだけど、若者達の愚かさにイライラするわ。
まあ70年代のアメリカの若者なんて、みんな脳みそサイケ模様だろうから、こんな対応しかできなかったのかもね(偏見)! でも最後の反撃のシーンだけはアガって、バカ笑いしてました(深夜に一人で奇声)。

『CASSHERN』
なんか、ブランド物着たナルシストのオニイ系の男がブツブツ「戦争はさ…良くないよね…」と繰り返し言っているような映画でした。CG映像はよく出来てるんだけど、ああいう予測範囲内の世界観とか色味って結局優等生ってだけで、面白くない。
あと、メッセージはそりゃ正しい悩みを言ってると思うんですが、それは宇多田の歌詞だけで伝わるんで、いきなりエンディングテーマ始めれば良かったね、みたいな。
樋口可南子キレーだな、というのと、佐田真由美が新造人間ってなんかイイわね!、というのが見どころでした。

『CAMP』
とっても良い映画でした。オカマもブス女も病気持ちもみーんな前向きに幸せになってく映画。とは言っても夢想的な幸せでは全然ないのでリアルです。自分は若者よりむしろ売れなくなってアル中になった先生に感情移入しました。ヤバイ…。
音楽最高、キャラは魅力的で、すごくベタですがホント「元気が出る映画」でした。タイトルのCAMPはサマーキャンプが舞台だからなわけですが、明らかにオカマ用語のCAMPもかけてます。良いものいただきました。

『リディック』
前作の『ピッチ・ブラック』はなぜか劇場でちゃんと観てたのでした。あの頃は無名だったヴィン・ディーゼルちゃん(誘われたらヤッてもいいマッチョ←なぜ上から目線)もすっかり大物になられて。なんかかけた金は何倍かってくらい大作化してましたが、自分は前作のほうが好きかなー。オチもどうかと。でもスターウォーズ的なSF冒険活劇としての基本は押さえてるので十分に楽しめるほうかも。女キャラもちょっといい味出してました。

『ニューオリンズ・トライアル』
これはイイ!! すっげーおもしろかったです。『アイデンティティ』でちょっと惚れちゃったジョン・キューザックがまたステキな役でした。銃社会+陪審員制のアメリカならではの裁判モノですが、分かりやすいストーリーテリングといい、強力俳優達の演技といい、ほんと傑作です。
ちなみにこの映画は全米ライフル協会から批判されてまして、彼らの挙げた「銃所持の権利を脅かす組織・人物のブラックリスト」にはジュリア・ロバーツやブリトニーもいたんですが、この映画の弁護士役ダスティン・ホフマンが「私もブラックリストに追加してください」と、わざわざ協会に手紙を書いたと話題にもなりました。いい話ー。さらにちなみに、協会はウンコブッシュに何千万ドルの援助をしてるそうです。本当に分かりやすいウンコつながりですね。でもこの映画は、そんな現実に抵抗する夢を見せてくれつつ、映画としてもしっかり楽しませてくれる、エンターテイメントとメッセージの両方が見事に結びついた作品でした。こういう仕事ができるクリエイターを心から尊敬します。


『奥さまは魔女』
これは劇場で観ました。聖子マニアのノブがスペシャルPV見たさに、劇場指定までしてきたのでわざわざ銀座まで行って。自分は聖子はもちろん、映画自体にも興味なかったんですが、意外にも十分おもしろかったです。とくに、元祖スピリチュアル、シャーリー・マクレーンばあさんが、すごかった! 越路吹雪をうれしそうに演るゲイバーの老ママ女装みたいでした。もっと出番増やすべき。ほかにもニコールの隣人役の根岸季衣似(ただし金髪ロング)の女とか、イイ味出してる脇役女が数人いて、笑いどころは満載。ニコールもかわいい役のはずなのに、あいかわらず顔がすごく怖いので、それはそれで笑えるし、全体的にニヤニヤしっぱなしの映画でした。
一緒に行ったノブととみぃは、映画よりも冒頭の聖子PVが良かったねーとか言い合ってて、本当に気味が悪かったです。まあ自分も、体じゅうが痒くなったのである意味強力なネタ映像であることは間違いないんですけど。