こないだ、仲の良いヤツのつらい恋バナを酒飲みながら聞きました。
かなり長い付き合いなんだけど、今までになく感情むき出しで良かったなぁ。
イヤな方向じゃなく心をさらけ出した状態ってのは、愛らしい姿ですよね。

すぐ隣にノンケカップルとかいるのに、セックスとかチンポとか叫びまくりながら感情を吐露していたので、まあ自分以外にとっては迷惑だったかもしれませんが。


恋愛において、想いが強い側と冷めてる側では、強い側が一般的に「負け」とされるし、自分も言葉としては「アンタ完全に負けてるわ…」と評するんですけど、恋愛の旨みという意味では、それは逆転するんじゃないでしょうか。

冷めてる側は、後ろめたさや申し訳なさや(ぶっちゃけ)面倒臭さは味わえても、それは恋愛らしい豊かな感情とはちょっと違う。
「いくら没頭できてるって言っても、こんなつらい感情はイヤーッ」とその最中は思うのは、経験からも分かるんですが、実際に今たいして恋愛感情が動いてない俺様(クールビューティ)からすると、恋で心がワヤクチャになってる姿は、うらやましくすらあります。
あんなに「つらさ」で乱れられるってことは、その分、次の「幸せ」もバカみたいに謳歌できるはずだもん。


個人の脳内での相対的な感覚でしかない以上、本当の意味での比較はできないのは承知してますが、「たっぷり傷つき悩み泣き、たっぷり喜び癒され笑う」というのはやっぱり人生が「感情と記憶の歴史」である以上、旨みのある有り様ですよね。
ストーリーでも、世に言う名作というのは、たいていこの振り幅がでかいものばかりです。

君が今感じている喪失感は、その分たくさん得られた証。
そうしてどんどん器を大きくしていけば、いつかビックリするような大きなモノがズッポリ入ることでしょう。



昨年あたりから友人知人が続けて亡くなっているんだけど、本当に、もうそんな流れは止まってほしいですよ。みんなマイナスのピークをなんとか乗り切ってくれないかなぁ。