7/1は二丁目を代表するクラブ、ACEのファイナルパーティでした。

思えばUPPER CAMPはBar Delight~ACEとともにありました。
パソコン通信ネットUCのオフ会会場として借りたのが94年。
"CAMP '94"で、ブルボンヌやエスムラルダ、サセコはデビューしました。正確にはまだ女装名はなかったけど。
当事はまだあのマーガレットさえドラァグ・ネームというものがない時代で、「こんばんわ、小倉東です」なんて言ってゲスト出演してくれてました。男やん。

その後、毎年周年パーティをやるうちにUCはいつの間にかパソ通ネットから女装サークルになってしまいました。それもお笑い寄り。多分、生存本能に長けていて、自然とニッチなポジションを見つけたんでしょうね。

ACEになってからは隔月の定例イベント"CAMPY!"を開始。
ここでUPPER CAMPという女装ノリの全てができあがりました。
笑わせ系のショウ連発、へんてこテーマ&フライヤー、女装演劇、などなど…好き放題やってたなぁ。今思うとあれはクラブイベントとは言えなかったかもしれませんが、自分がやりたいことを全部やらせてもらったハコでした。

そして、自らオーガナイズし、脚本を作り、出演するという作業の繰り返しに息切れがしだして(女装アバレもあったし)、"さよならCAMPY!"をやることに。小石川が作ってくれたフライヤーは女装全員が死んでいるお葬式写真でした。
最後のショウタイムの後のMCで、ブルボンヌが「今日でCAMPY!は最後ですけど、こうしていろんな表現を作らせてもらって本当に楽しかった。ゲイは子供が作れないけど、その分、ほかのものをいっぱい作って与えていけるんだと思います」といつになくマジメに語った時に、ACEを作ったアキさんがひときわデカい声で「そうだ!」と答えてくれました。

レインボー祭りとその花火を生み出してくれたのもアキさん。自分はアキさんときちんと長話をしたことは一度もなかったけれど、本当に彼にいただいたものは大きかったと思います。


ACEは、二丁目に常設クラブを作りたいと思った、人一倍、夢と実現力を持ったアキさんが残したゲイ文化の玉手箱、強烈にゲイ魂のこもった場でした。
もちろん、ArcHにもその意志は引き継がれるものと信じていますが、その直系の空間が今夜終わってしまうというのは、本当にいろんな意味で感慨深いものがあります。

アキさん、まっちー、たつや、スタッフの皆さん、お疲れ様、ありがとうございました。

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