2005年11月

三田、ゼタ、踊った!

(ちょっと井脇ノブ子ライクなタイトル)

昨日は毎年恒例のぷれいす東京主催『VOICE』でした。
四谷区民ホールでのHIV啓発イベントというパブリックかつクリーンな場に、マニアックでダーティな女装数名が紛れ込むなんて、本当に大丈夫かしら…なんて気にしつつ、気にしててアレかよと言われそうな下品なショウをしつこくやらせていただいてます。

今年もオープニングの超美麗『オペラ座の怪人』by NONOCHICの後で、ブルの三田佳子(やや新作)&ゲブ美の宜保愛子という、善良な四谷区民には見せられない二本立てをやって、まさしくシャンデリアどっかんなかんじで「このイベントで見せられるパフォーマンスのキワとキワ」をいきなり思い知らせる構成…。

ほんと、おまこばあさんがくわわっていたディベルディメント豪華版とか、笑えて泣けるオナンちゃんポエトリー、歌う藤本くん、ピアノ漫談べーすけとか、同じイベントの中であそこまでいろんなタイプのパフォーマンスが展開されるものってそうそうないと思います。ここ数年「イスに座って見られるショウがいい」と切実に思う加齢なブルたんとしては、出演しててゆっくり見られないのがくやしいくらい。

そして今回はNONOCHIC様がCHICAGOを一緒にやろうと誘ってくれたおかげで、あの大舞台を生かしたショーを(UC女装的には)初めて見せることができました。ニクちゃん、マルガ&ゲブ美のパートのカッコよさはほんと圧巻。アレはどこに出しても恥ずかしくない、ものすごいダンスショーじゃないでしょうか。
その後、ブルとエスムがなぜか二人だけでよたよた踊るんですが、本人達的にはストーリーとしての「味」だと思ってます。曲的にも流れ的にも、あそこで「がんばってるおばあちゃん」みたいなのが出てくるってのに意味があるはず…。そう思わないとムリ。
でも最後は念願の「男性ダンサーに持ち上げてもらう女装」になれて本当に幸せでした。
あんなショウができたのはNONOCHIC様や練習がんばった女装さん(NONOCHICメンバーあきちゃんにこう呼ばれる)のおかげですけど、ホント、自分らのひとつの到達点だったんだろうなーと思います。あースッキリした。緊張と興奮の末に終わって解放されるあの快感ってまさしくセックスみたいなもんですね。


ちなみにパフォーマーとしては、メッセージ担当ではなく客寄せ笑わせ担当に徹している(というかソレしかできない)つもりですが、他のパフォーマーが出すメッセージは本当にステキでしたよ。とくにオナンちゃんの、お客さんをちゃんと笑わせつつ、自らの美意識や世界観もしっかり知らしめ、そして胸にギュンとくるメッセージも伝える、という姿勢にはまいりました。やっぱりオナンはスゴイ…。


一応、舞台の上では役割をわきまえて(ここんとこアピール)ネタだけに走ったのですが、今回の『OUR FUTURE』というテーマに関しては、「思い込み」が肝心だと思ってます。

これ、気味の悪い話なんですけど、出演直前の楽屋の鏡の前で、ブルボンヌさんけっこう本気で「三田佳子に似てるな~」「ゼタっぽいな~」って思ってます。エスムがあのヘンな格好で安室にソックリだって言い張る気持ちも実はよく分かります。なんかね、本当にそんな気がしてくんの。
このようにあからさまなペテンでも、思い込むと、けっこう自分ってだませちゃうということです。オカマ人生における幸せとか楽しさとかも、思い込めばけっこうイケる。物事のイヤな面をほじくる思考パターンだとどんどん暗黒スパイラルに落ちるように、良いほうに思い込むことこそが未来につながると思ってます。皆さん、毎朝「今日のあたしは輝いてる」ってつぶやいてください。


(打ち上げで酔った勢いで、その後、朝まで二丁目とかで飲んでたのですが、夜の歓楽街でスーツケースを引きずって移動するのって女装の証ですね。ちょっと切なかった…。)

今さらカミングアウト

先週一週間、バンコクに行ってました。バンコクのパレード&最新情報を取材したりしたのですが、遅れて、同居人おまことブルママがバンコク入りし、後半は3人で過ごしたのです。なんでわざわざママを旅行に誘ったかというと、それは…カミングアウトしたかったから…(ガーン)。

ブルたん、34歳。ゲイゲイまみれウンコまみれな人生を送ってきたくせに、ママにはなぜかカミングアウトしてませんでした(むしろそっちがガーン)。パパは離婚後、とっくにおっ死んぢまってるし、親戚にほとんど愛着はないので、カミングアウトすべき相手はもはや母親だけだったのですよ。

まあ、ママは元11PMガールズ→地方のスナックママというアバズレめいたコースの女なので、いわゆる「堅い親」の成分はまったく無し。言っても問題ないのは分かっていましたが、1年に1日、実家に帰るか帰らないかの状態で、言い逃げみたいに伝えるのはどうもイヤだったんですね。でも岐阜みたいななんも無いところに(在岐阜の皆さんごめんなさい)何日も泊まってたら、田舎モノになってしまう~(球磨子)と思ったので、ずーっと言いそびれていたのでした。

でもここ数年「アンタどこで働いとるのー?」「取材で名古屋って何の取材ー?」などと聞かれるたびに、「いろんな情報を載せてる雑誌の出版社だヨ!(曖昧)」「イベントの取材だヨ!(ほんとは女装出演)」とか答えていました。プライドレスな行為です。
自分の場合は、言っても相手は傷つくようなタマじゃないし、お仕事自体がソレなのだから、どう考えても言うべき位置にいるわなーとは思っていたので、バンコク旅行に誘ってみました。なぜかおまこに行きの引率は押し付けて。

で、合流した最初の夕飯。オカマに人気のカフェレストランで、おまことママと三人でタイ料理を食いながら言いました。「前から欲しいって言ってたうちの会社の名刺、あげる」と言って、テラ出版の名刺を差し出すと「うん? ガイ・ライフ・マガジン?」と読みだすママ。おめー英語弱いなオイ。「それはゲイ・ライフ・マガジンって読むんだよ」と答えると。「あーん、なるほどー」とか言いやがりました。
「そう、僕はね~ゲイなの~」とニヤニヤしながらカミングアウト(ヌルい…)。向こうもニヤニヤしながら「やっぱりねー」と答え。嗚呼。親子揃ってユルユル。


ママとしては、自分が10年くらい前から「結婚しないと思うから、孫は期待しないで」と言い続けてたことと、おまこと16年も同居していること、去年実家に連れていったノブが見た目ヒゲデブのくせにあまりにもナヨナヨしていたこと、などから、多分そうだと思っていたそうです。すばらしい推理力! つうかバレバレだろうが。

その後は、好奇心いっぱいのママが素朴な疑問を次々に出してくるので、「性指向と性自認の違い」というリブっぽい解説から、「レイザーラモンHGはノンケ」という旬のネタまで、おそらく日本でも上位クラスのゲイ情報職人と思われるブルたんが軽やかに解説してさしあげました。一瞬だけ「どうしてそうなったんだろうねー」みたいなことを言い出したので「理由なんてわかんないわかんない! 今幸せだからどうでもいいよそんなもん!」と念を押したり。さらに「ノブくんは、まことさんとの同居にヤキモチをやかないの?」とか「あんた性病には気をつけてるの?」という鋭い質問もされてギギギとなったり…。

でも本当に何のギクシャク感もなく、その後の日々は象に乗ったりして過ごし、最終日には在タイの日本人ゲイ二名と合流して、5人でお食事。うち一人は、元オーバーワークプロの創立時メンバー、プリンセスめい子や釜愚痴ホモ恵さんの同僚だけあって、観光バー並みのプロ接客でママを喜ばせてくれました。ステキなゲイ友に恵まれて本当に良かった…。そのまま5人で人気のゲイミックスバーに行って「アタシ、元ディスコクイーンよー」と踊る55歳。
なんかゲイパレードの話とかしたら「行きたい~」と言っていたので、来年の東京パレードに招待してみようかなーと思ってます。

mama.jpg

叶姉妹ご用達なオリエンタルホテルで。タイなのにランチが一人3000円以上しました…。

パリスたんがあんな太いモノで!!

paris.jpg
『蝋人形の館』行って来ました。
霧の立ち込む森の奥深く~ゥ ジャージャジャジャジャジャジャ
やっぱり、デーモン小暮閣下は健在よね!

チガウッ

埃に~ィ、まみィれ~た~人形~み~た~い~。
愛されて、捨てられて、忘れられた部屋の片すみィ。
私は~、ハナタに~イノヒを~はずけた~ァ!
M.I.C.O! 弘田三枝子ばんざーい!

チガウッ 蝋じゃないし。館じゃないし。長ぇし。


そうです。あのパリスたんが本格ハリウッド女優デビューを果たしたホラー映画です。
良かったよ~。
詳しくは1月号のバディ『オタクもゲイ』でね! 宣伝カヨ


もとからホラー大好きなわけですが、こういうデキの良いホラーを見ると、熱が高まりますね。
ちょうどスカパーでホラーチャンネルも開局したし。
『デモンズ1/2』をしっかり無料期間に録画しました。

『デモンズ』って、ダリオ・アルジェントならではの極彩色のビジュアルに、密閉空間ゾンビ系のおいしい設定がくわわって、ほんと大好物。青春のホラーです。
やっぱイタリアもんってエグくてネチこくてイイわ。巨根ロッコ・シフレディ様のイタリア洋ピンDVDなんて何十枚持ってることか(ホラーじゃない)。

なんだか無性に、東京タワーの蝋人形館に行きたくなりました。
蝋で出来た向井千秋たんに会いたーい!
chiaki.jpg

ノッポングッズも欲しーい!
img20051123.jpg


そうそう、パリスといえば、ノブから誕生日プレゼントで「Paris Hilton for men」なコロンをもらいました。付けるとちょっとお金持ちになって、ちょっとハメ撮りしたい気分になります。イエつける前からハメ撮りしてましたけどね。
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